留学すると人は確実に優しくなる。その理由とは?
留学すると人は優しくなる
って知っていますか?
カナダに留学に来て、ほとんどの人が変わったと感じる事。
「人の目が気にならなくなった」
という事。
海外に来ると、いい意味でも、そうでない意味でも、”自分と向き合う時間が多くなる”。
そして、「優しい人間になる。」
”その理由” について、今日は話していきたいと思います。
今まで(日本で)の生活環境
人からの評価が気になる。
日本にいる時は周りの人との歩幅だったり、距離感だったり、人からの評価が気になったり、人から自分がどの様にみられているのかが気になるし、気にしないと日本社会からはみ出してしまう。
だから、自分には出来る事も出来る能力があると”周りから叩かれる”から、自分の能力を殺して周りの人たちに合わせて ”出来ないフリ” をすることだってある。
そんな経験をした人もいるのではないでしょうか?
嫌われたくない気持ちから生まれる驚く行動
最初は驚きましたが、こういう人もかなり多くいるみたいです。(留学に来ている方に聞いた時にそういう人がかなりいるんだよ~、その方もそうだったし・・。って伺いました)
何でそのような話になったかというと・・。
普段はかなり英語を流暢にうまく話されていたので、英語がうまいなと感心していました。
あるとき、その方がレストランで英語でオーダーしたのですが、その時の英語が普段と似つかわしくないくらいヘタだったのです。不思議に思って、伺ったところ、実はその方よりも英語が苦手な日本人のご友人と一緒だったので、嫌われるのが嫌でわざと上手く話さなかったと、おっしゃっていました。
なんと!!!
驚きました。そして、なるほどな~と思いました。
自分を殺しすぎて窮屈な思いをしたり、目に見えない圧力の中で生きていることが多い社会なんですね。
そういう環境でうまくバランスや息抜きが出来ないでいると、気が付かないうちに ゆとりが無くなり、自分自身が誰なのか、本当は何が好きなのか、嫌いなのか・・。周りに合わせすぎて周りの目が気になりすぎて、知らないうちに本来の自分が失われていく事もあります。
ちなみに、この方はその次の時にお会いした時にはすっかり自分を取り戻したようで自信をもって英語で自分を表現して沢山の異国のお友達に囲まれてまるで別人のようでした。本当に良かったです。
留学すると見える景色が変わる
飛行機を降りたその瞬間から、違う景色になる。
大げさに聞こえるかもしれませんが、本当です。
まず、肉体的に別世界に移動しますし、精神的にも場所が大きく変わることにより今までの拘束された気持ちから解き放たれて自由になります。
今まで周りに合わせて、流れに身を任せてきた環境に窮屈さと同時に、その環境に属して自分がいる場所に感じてきていた ”安心” という側面も同時に無くなるので、最初は孤独、もしくは孤立感を感じるかもしれません。
それでいいのです。
そこから新しい景色と冒険、自分探しの旅が始まります。
1人だと友達が作りやすい。
孤独というと、響きがかなり恐怖ですね。
でも、それは全く心配いりません。(*‘∀‘)
1人ぼっちなのですが、海外に来る人は、海外旅行ではない限り一人で来る方が多いと思います。それは日本人だけではありません。ほかの国から来る人も同じように一人で異国の土地に降り立つわけです。
だからこそ、友達にもなりやすい。
友達と一緒に海外に来ると、そのお友達の間での会話になりますし、特に外部のアクセスを必要としないので、まず海外に来たからといってお友達になることはないでしょう。
1人だからこそ、今までにいなかったような素晴らしい出会いに恵まれて、世界に親友ができるのですから、未知の出会いを楽しみにするといいと思います!
自分と向き合う時間が増える。
”孤独”という響きがかなり恐怖ですね。
でも、怖がることはありません。”自分だけの時間” が沢山になると考えてください。
今までは忙しい毎日に追われる日々。自分の一日を振り返る暇もないくらい、頭の中まで忙しい。趣味が何だったか忘れてしまうほどにあっという間に時間が経って歳を重ねて驚きます。
ようやく手に入れた ”自分の為だけに使っていい時間”。
深呼吸をして、ゆっくり食べものを味わい、自分が好きなものは何だったのか、これから残りの人生はどのような自分になりたいか、何を優先して生きていく事に喜びを感じるか、ゆっくりとゆっくりと思い出す時間がこの時間です。
すると、少しづつ肩の力が抜けてきて自分の内面と向き合ってコミュニケーションが出来始めます。
この時間が”孤独な寂しい時間”と考えがちですが、実はとっても贅沢でゆったりした自分だけの贅沢な時間で、自分を大切にしてあげる為にとても大切な時間です。
自分のすべて受け入れる
自分と向き合うと、もちろん自分が今まで否定し続けていたり、”認めたくない自分の嫌な部分”も直視することになります。
そして、自分のいい所や優しい部分にも気が付くでしょう。
自分の嫌な部分は認めたいから、「いや、私は違う!そんなんじゃない!」ってずっと思って生きてきている部分も沢山あると思います。
それなら、この際その思いを意識的にストップして、”こんな良い部分、好きじゃない嫌いな部分も全部が私の一部なんだな~”って ありのままの自分を受け入れてみてください。すぅ~っと楽になりますよ。
嫌なところやダメな部分を否定するのではなく、ダメな部分とうまく付き合っていくスタイルにすると結構いいです。実はこれは、私が留学初期のころに通過したトランジション(Transitions:通過点)です。
すると、自分自身にも優しくなったようで、そこからゆとりが生まれてなんだかホッとします。
周りの人の小さな優しさに気が付く
すると、周りの人の小さな優しさにも気が付くようになりはじめて、自分の心も柔らかく優しくいつの間にかなっていることを感じるはずです。
今まで気が付かなかった 周囲の小さな優しさをしっかりと感じて感謝するゆとり。
こんな大切なことを感じる時間やゆとりがいかに今まで無かったのかととっても感じたのを今でも覚えています。
その頃から、他の人の行動や小さなことがそこまで気にならなくなり、自分自身も比較することもなくなる。海外の人とたわいもないことで笑い合う。そんな時間がとても大切で愛おしくて、生きるエネルギーに変わっていきました。
その後、英語も全く話せなかった私が日本を発ち海外に渡って1年半後に日本に一時帰国をした際に強く感じたことは、日本で働いている人たちの”ゆとりのなさ”だった気がします。
私が社会人を辞めて海外に来た理由は過去ブログで紹介しています。
電車の中でも、駅のホームでも皆うつむいて携帯電話の画面ばかりみていて、少しでも肩が触れ合おうものならイラっとする。なんだか張り詰めた空気で、長い時間カナダに滞在することにより、人々と触れ合い、山や海・大自然に囲まれていた私にとってまさに ”逆カルチャーショック” でした。(笑)
カナダでは多くの人が、知らない人にも”Hello how are you?”なんて声かけてバスの中でも大きな声で話してゲラゲラ笑ったり人とのコミュニケーションが飛び交っているので、混雑した電車やエレベーターの中での沈黙に今でもかなり戸惑います。
もう少し柔らかい表情になれるゆとりが持てるようになるといいのになーって思います。
まとめ
留学すると確実に優しくなる。
留学すると、なぜ優しくなるのか?
理由は、「時間にゆとりが出来て、心にゆとりが出来る」そして、「周囲の人の優しさに気が付き感謝する」その気持ちがさらに心に影響して「自分自身にも人にも優しくなる」からですね。
ゆとりが出来て心が健康になると、表情も変わって健康的な顔になるから不思議です。
留学に来て、英語以外で私が得た大きなものが ”優しくなれるゆとり” です。
これは実は英語の習得よりも人生にとって大きな収穫なのではないかと感じます。
人生一回きりなので、自分にも優しく楽しい人生が送れるように、これからも柔軟な姿勢で上を向いて元気に太陽を見ながら歩いていきたいと思います。
今の時代、海外や留学は年齢にも関係なく、簡単にできるので、皆さんも興味があれば是非来てくださいね♪
「【必読】実は 年齢が高いほど ”留学は意味がある”」 (過去ブログより)
それでは、皆さんにとって今日も素敵な一日なります様に!
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