【保存版】カナダで安く住むならシェアハウスよりホームステイがおすすめ!
「カナダに行くことを決めた!ベストな滞在方法は?」
選ぶ前に知っておきたい。
滞在方法を選ぶにあたって、気になるのは家賃、同居人、場所、治安などいろいろ気になるところ。
イメージではシェアハウスの方が安かったり自由だったり的な感じですが、実際には驚くべき違いやメリット・デメリットがあったりします。しっかりと違いを把握して海外生活をより有意義になるようにプランすることが成功させるコアです。
やはり生活リズムや、自分のこだわり、性格が大きく関係するので、簡単にどちらの方がいいとは決められないのも事実です。
そして、忘れてはならないのは ”カナダに滞在する” という事。
どの様な国の特徴があるか、カナダという国はどのように成り立っているか、そういったことも知っているとより上手くカナダに住む人との関係も築く事が出来て、誤解から誤解を招く悪循環のループにはまらないで済むのです。
そこで、カナダという国について、特徴から、ホームステイとシェアハウスの特徴やメリットデメリットに斬りこんでいきましょう。
「カナダの特徴と背景」
カナダは10つの州(ブリティッシュコロンビア州などのprovince)と3つの準州(ユーコン準州などのterritory)に分かれていて、多くの移民が住んでいる国で、異文化が共存している国として知られています。
カナダは先住民の文化や移住者など、様々な国の文化が幅広く含まれ、混じったり、重なったりしながら形成され、カナダ全体で ”文化のモザイク” がある国となっています。
カナダ料理というと、基本的には 『沢山の国の料理が食べられるのがカナダ料理』 ともいわれています。
つまり、ここカナダでは本格的ないろいろな国の味が楽しめます!
いろんな国の料理の本場の味を食べたいと常に思っている私にはぴったりの食文化なんですよね~。
余談ですが・・・最近、話題になっているカナダの料理とされているのは・・・
- プーティン(Poutine) = フライドポテトにGravySourceをかけたもの
- ターキー(Turkey) = 七面鳥の丸焼きにCranberry Sourceをかけたもの
- ナナイモバー(Nanaimo Bar) = ココナッツクッキー、カスターとクリーム、チョコレートの3層のお菓子
食べ物をついつい掘り下げて話してしまいましたが、私が1番言いたかったのは、『カナダは移民の国だよ』って事。
カナダはモザイクの国。
色々なLanguage(言葉)を話す人がいて、いろいろな文化が共存している。
「ホームステイの特徴と選び方」
カナダに来る際に多くの人が選ぶのがホームステイ。
『ホームステイ』とは・・
カナダ現地に住んでいる家庭のお家のお部屋に滞在するスタイルの滞在方法。通常は、2食付き、3食付きで個室かシェアルームとなります。基本、光熱費、インターネットは含まれていて洗濯もできる。
『ホームステイの選び方』
ホームステイの希望用紙に書くのは、”自分の性格” (人見知り、積極的、ほっといてほしいタイプ、かまってほしいタイプ)”趣味”のみで十分
これがベストです!
ファミリーのタイプと自分の生活スタイルや性格があっていれば快適に過ごせます。
ホームステイを希望する場合、エージェントに依頼しても、学校に依頼しても、お申込みの段階である程度の希望を記入できるようになっています。
目的は、”利用者の健康に害することをできる限り避ける為” です。
ホテルを探すのとは訳が違い、”快適に希望どうりの家庭を探す為” ではないのでご注意!
現実、なんとなく動物の有無や家族構成など、希望の欄にとにかくたくさん希望を書いていたほうがいい家庭になる可能性が多い!って思わない方がいいよってこと。
希望を多く書きすぎると いい家庭に手配されなくなる可能性を上げる結果になるからです。
理由は・・・とてもファミリーの評判がよく、素敵な家庭があっても、希望をたくさん書くことによりその可能性を自ら排除してしまう結果になるからです。
希望通りの手配は無理としていますが、手配側は出来る限り希望に合ったファミリーを探すように努力します。希望やこだわりを書きすぎることにより、お勧めの家庭がリクエストに少しでも触れていることにより、まず手配されないでしょう。
(もったいない・・。)
こうなる訳です。
つまり、アレルギーなど生活に害がある場合を除いては ”出来る限り希望を書かない方がいい。” その方が、素晴らしいファミリーに出会うチャンスはグンと上がるのです。
しかし、アレルギーや生活に支障がある場合には迷わず記入することをお勧めします。
「ペットが苦手なのですが、外で飼っている犬 なら大丈夫です。」
「え? 外で飼ってる???」
そう。外で買っている犬はカナダにはいません。カナダでは動物も家族。みんなと同じように屋内で飼われていることがほとんど。外で犬を飼うというと、カナダ人は ”Oh my god!! Why? He is my family!” ってビックリされますから。(笑)
動物アレルギーの方は、迷いなく ”ペットアレルギーあり・動物のいない家庭”と記入したほうが良いでしょう。
『移民の国だから素晴らしい』
カナダは移民の国なので、ホームステイのファミリーもいろいろです。
様々な文化が共存するカナダのホームステイ。
異文化コミュニケーションを楽しみ、理解を深めるとが楽しめるポイントです!
理解が深まれば、想像以上に深いつながりになったり、一生の出会いとなるチャンスです。
『ホームステイは意外と安い!』
ホームステイは意外と安い!
物価が非常に高騰しているカナダ。食費が馬鹿にならないです。
スーパーに行っても食材が高く、トイレットペーパーなどの日用品もかなり高い。(トイレットペーパーが約10ドルくらいなんてありえない!)
外食はチップも15%ほどはかかるので、税金を考えるとビックリ高いですね。
ホームステイの平均はカナダドルで$860-950(CAD)(約7万)(※2019年7月現在)
シェアハウスは平均で$650-1000(CAD)(約5-8万以下)(※2019年7月現在)
その差額は大体1.5-2万円ほどのみ。
ホームステイは3食付きで個室。インターネット、光熱費、生活雑貨が含まれているが、アパートシェアの家賃はほぼ家賃のみ。たまにインターネットが込みがいいくらいかと思います。
1.5-2万円で1ヶ月分の食費や光熱費、場合によりインターネットが納める事が出来てトントンくらい。
うーん、自分で買い物に行って学校の後にご飯を作り、弁当を作り、なかなかできないのが現状。面戸暗がり屋の私には到底無理な話です。悲しいくらいに外食が増えるのが目に見えてわかります。
ちなみに、外食の料金はというと・・。
バンクーバーでラーメン1杯が約$13-15(CAD:カナダドル)+15%チップ+12%税金となります。想像してみてください。
以上の事から、ファミリーと合う合わないは置いておいて、料金の事だけ考えると ”ホームステイは一番訳で安い滞在方法” となっていて、カナダ入国後にホームステイを希望する方が急上昇しています。
ちなみに、私が運営している ”ちびかなだ” のホームステイは有難いことにとっても評判が良くて、気に入って現地で延長する人が多いんです。
納得がいくファミリーを自分の目で見て探したい。
それが、『私のこだわり』です。
自分自身で見て回って厳選したファミリーなので、自信をもってお勧めしています!良かったら試してみてください(笑)
では、ルームシェアはどうだろう?
「シェアハウスの特徴と選び方」
カナダに来る若者が夢を膨らませるのがルームシェア。
『シェアハウス』とは・・
アパートやフラット、一軒家やタウンハウスなどの1つの部屋を借りて複数の人とシェア、つまり共同で生活することをシェアハウスとか、ルームシェアといいます。
大家さんと同じお家に住むスタイルや、大家さんやオーナーは別の場所に住んでいてアパートに複数の留学生を入れて住まわせているスタイルなど様々です。複数の共同で生活するスタイルの滞在方法。通常は、個室か相部屋=シェアルームです。
基本、食事は自炊で含まれていません。
家具付きの場合と家具は持ち込みで自分で用意する場合、テイクオーバーといって前の住人から家具を買い取って住む場合とがあります。
『シェアハウスの選び方』
失敗しないシェアハウスの探し方は、インターネットで決めず、”自分の目で見て決める事” です。
実際に見ないで決めている人は意外と何かしらのトラブルが発生していることも多いです。
一緒に住む相手に会って、生活や生活スタイルを把握すること。相手の生活スタイルと似てたり、理解ができる相手出ないと不具合やずれが生じて快適な生活はまず望めないでしょう。
また、シェアハウスは自炊という事。
滞在先から近くのスーパーまでどのくらいの距離か?買い物に不便はないか?
カナダでは大量に買うほど安くなるものが多いという点と、多い量まとめて売っていることが多いので、お店が遠いと歩いて抱えて帰ってくるのが大変です。私が自分で探す時には必ず近くにお店があるか重要項目としてチェックしています。
あとは、どこまで含まれているのか?(家具や調理器具など)水回りの綺麗さや収納スペースなど多くの項目を確認しています。
<シェハウス内見の際に確認するべき事・契約編>
- 家賃は誰に支払うのか?いつ払うのか?
- 契約期間は?(毎月更新でいつ退去しても大丈夫か?それとも6ヶ月以上など長期契約の必要があるのか?)
- 退去の際にはいつ伝えればいいのか?(誰にどの様に?)
- 修理や問題が発生した際には誰に伝えればいいのか?
<シェハウス内見の際に確認するべき事・生活編>
- 家具付きかどうか?
- デポジットはいつ支払って、退去時にはどのように返してもらうのか?誰から返してもらうのか?
- シャワーの水圧、トイレの流れ具合
- キッチンや冷蔵庫の清潔性
- 洗濯場所は?いくらかかるか?(コイン式が多いため)
- 近くにスーパーはあるか?
- 近くにバス停や駅はあるのか?(始発や終電は何時か?)
- 窓は開くか?(喚起の為)
- 収納スペースは十分にあるか?
以上の事を注意してみるといいと思います。
『シェアハウスの場合の生活費』
生活スタイルにもよりますが、シェアハウスは意外と高くつく!
ホームステイの逆で、食費、インターネット、光熱費、生活雑費が意外と馬鹿にならないです。
先ほどのトイレットペーパー以外にも、洗濯洗剤も意外と高く、安くする滞在方法の予定で住み始めて初めて気づく落とし穴が物価の問題です。
物件によっても違うのですが、シェアハウスをしている人に聞いてみた1ヵ月の数字をちらっと紹介します。
- 家賃:約$650-700(カナダドル)(※ 平均の相場。場所によって差があります。)
- 光熱費(Hydro):約$25-60(CAD:カナダドル)(※ 夏と冬で差があります)
- インターネット:約$45-50(カナダドル)
- 洗濯代:約$30-40(カナダドル)(※ 洗濯機と乾燥機併せて約1週間に一回の頻度の場合)
- 食費:約$200(カナダドル)
- 外食費:約$200-300(カナダドル)
- 生活雑費:約$50(カナダドル)
以上の事から、決して安くはないのが分かります。
『シェアハウスのメリット』
シェアハウスは何といっても ”自由”
自由に気ままに自分の生活スタイルで生活できるのは嬉しいですよね。
自由に好きなものを食べる事が出来る。好きな時間に食べたり寝たり、夜中に帰ってきても特別問題になりません。
自分がオーナーになってルームメイトを募集すれば、自分が決めたルールを生活基盤にして暮らすことが出来るのが最大のメリットです。
『シェアハウスのデメリット』
シェアハウスは ”意外と面倒くさい”
ルームメイトとの生活ですから、ルームメイトの行動や基準が気になり始めたらイライラすることも良くある話です。
自分は綺麗に使いたいキッチンも、ルームメイトは意外と汚く一切洗い物をしない、夜に友達を連れてきては遅くまで友達が帰らずに勉強ができない、などルームメイトに募る不満が結構積もる人も多く見かけます。
ここで ”きちんと自分の言葉で意思や気持ちを伝える” ことが大切です。
そして、留学生の間によくあるのが、退去するならば、「次に住んでくれる人を決めてから退去してください。」なんていう不思議なルールを言われる物件もあります。
オーナーも一緒に住んでいない場合が多いので、何かが壊れたり、修理が必要になる際に、なかなかオーナーと連絡が取れずに洗濯機やシャワーやトイレなど使えずに不便な日々があったという事もちらほら聞く話です。
そう、ルームシェアも意外とめんどくさいんです。
以上が 【ホームステイ VS ルームシェア】で意外と知らない部分、知っておいた方がいい部分、伝えておきたいポイントです。
『まとめ』
最初は ”ホームステイでシェアハウスへ”
理想的な滞在方法はこれがベスト!
最初にホームステイに1-2ヶ月は少なくとも滞在(学校に通われる人はお弁当も付くので学校に通う期間が望ましい)して、その間に物件をきちんと内見して気に入った物件を決めてシェアハウスに移る。
ホームステイにいる間はきちんと3食付きなのでお弁当も学校に持っていけて節約できる。
カナダの文化も学びながら土地勘を養う目的もあるけれど、ホームステイファミリーと可能であれば仲良くなっておくほうがいい。後で助けてもらえたり、知恵を貸してもらえる人はいつでもありがたい存在になります。
滞在中にしっかりとシェアハウスを内見して、一緒に住む人に合って把握しておく。
自分の予算と条件、環境が整った場所が見つかったところでシェアハウスにお引越しして腰を据えて自分の快適な暮らしを作っていくという方法がいいでしょう。
こうすることによって、節約も出来き、カナダの祝日やクリスマスには仲良くなったステイ先からも声がかかり、本場の文化が楽しめますし、納得安心のルームシェアも楽しめるという結果に繋がります。
滞在方法で悩まれている皆さん、海外滞在をより豊かで快適なものにしてください♪
【お勧めの過去ブログ記事】はこちら↓
「【保存版】英語初心者からでも単語・ボキャブラリーを確実に増やす方法」
「【保存版】留学業界 17年のプロが推奨する ”失敗しない語学学校の選び方”」
「【必読】絶対に失敗しないワーホリ・留学 確実な1つの方法」
【カナダ現地の安い保険】はこちらから↓
【格安海外航空券のお勧めサイト↓】
<全国各地発、世界643路線に対応!海外格安航空券予約はskyticket.jp>
【ワーホリ準備の時お世話になった Amazon.co.jp サイト↓】
-
前の記事
【旅ログ・カナダ】西海岸で必ず行っておきたい絶景 “Joeffry Lake” 2019.07.18
-
次の記事
カナダでキャンプに行こう!(準備編) 2019.09.05