【保存版】英語初心者からでも単語・ボキャブラリーを確実に増やす方法
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「英単語が覚えられない」・「ボキャブラリーが少ない」どうしたらいい?
英語を勉強して本気で習得したいと思っている人は誰もが悩むこと。
英語が話せる人が口をそろえて言うのがこれ。
「とにかく覚えるしかない。」
確かに・・覚えるしかないんですよね。
英会話にしても、口から出てくる英語はほぼ英単語・ボキャブラリーがなきゃ始まんないんだもの。
「本を読むことが英語習得にかなりいい勉強方法であり、英語脳のトレーニングになる。」
そんなの皆わかってるんだよ。ただ、知らない単語ばかりなのにどうやって読むんだ。見るだけでやる気をなくすし、到底自分には読める気がしない。覚えてもすぐに忘れるし、意味がない。
こんなところだろう。
でも、”初心者には初心者の覚え方”ってものがある。
それを今日は話してみようかと思います。
日本の英語教育で思う事
日本の義務教育で英語は習う訳なんだけど、どうにも”英語を知ってる”人はたくさんいるけど、”英語を話せる人がいない”。
なぜ?
10代の柔らかい脳時代にすでに英語教育をされているにもかかわらずだ。
なぜ?
理由で考えられる原因を上げてみる。
- 英語の使い方がわからない
- 英語を使ってみる場所がない
- そもそも、生きた英語として習っていない。(テストだけのもの)
- 教師も実は英語が話せるわけではない
- テストに向けての勉強スタイルで実践的ではないシステム的な教育
こんなことが思い浮かんできますね。
言葉で学ぶけど、言葉で説明してもらうけど、実際に学んでいる単語や文法や言い回しがどのような時に使うのが自然な使い方なのか、似た単語の違いや、全然使えるようになる目的で教えてもらえているとも思えない。
そもそも先生もわかってない人が多いから説明なんてできていない。
ほぼほぼ当たっているのではないかと思います。
なぜなら、私自身も中学生のころ、高校のころ、”話せるようになる目的” で教えてもらったとは思っていない。ただ、テスト勉強のための授業。”話せるようになる” とも期待すらしていなかったのだから。
カナダに来て英語に向き合って発見したこと
英語を本気で話したい!話せるようになるまでは日本に帰らない!
そう思ってカナダに渡可してから、英語に向き合ってきた。
※(カナダ留学に至った過去と経由は以下の過去ブログから見てください↓)
まず最初に英語が少しづつ理解でき、英語脳が出来始めた時に感じたことがこれ。
- 英語の単語には温度がある
- 英語のフレーズには重さがある
- 英語は言葉であると共に、その国の文化の一部
- 英語は勉強ではない。コミュニケーションをとる道具
- 正しくなくても通じる・通じることがまずは大切
こういった感じ。
英語は勉強ではないってこと。英語は生きているってこと。
言葉にはそれぞれ温度があって、重さがあって、そこに息を吹き込む。
すると、英語が生きた英語となって人と人を結びつける。
日本で英語を勉強していた時に感じたことはなかった感覚でした。
ここからようやく私はスタート地点に立てたのでした。
初心者はこうして英単語(ボキャブラリー)を覚えるといい。
単語を覚えなきゃいけないことはわかったとして、初心者が単語を覚えるのは大変なように思いがち。
意外とそんなこともないです。
私はカナダに英語が全く話せない状態で来たのですが、その時に私がやっていた単語を覚える簡単な方法を教えますね。
とにかく、”手で触れるものを覚える” ということ。
単語帳で端から覚えるという日本スタイルの方法ではなく、目の前にある”自分の手で触れるものをすべて言えるようになる”方法。初心者にお勧めの方法です。
私はカナダに来たばかりの頃、ホームステイ先の台所に立って、触れるものをすべて言えるようになるまで、キッチンのものを手で触りながら、触れたものの名前を声を出して言っていました。
この方法が私にとって最初の自分に合ったボキャブラリーの覚え方で、”乾いた体が吸収するように覚える”ことができたのを今でも覚えています。
そして、その次は自分の机の上にあるもの、次は身の回りのものたち。
どんどん片っ端から触りまくって覚えていきました。
この方法で大切なのは、必ず以下のことを守ってみてください。
- 手に触れたものの名前を言うとき、必ず大きな声で言う
- 必ず「a」「an」「the」を付けて言う事(わからなかったら必ず調べる)
- 正しい発音で言う事 (わからなかったら発音記号を見ながら発音してみる)
以上の事に気を付けてしつこく実践してください。
日常で使う言葉や単語はこういった日常にあるもので会話することが多いので、使えば使うほど発音もよくなって気持ちよく話せるようになり、自分で実感ができる点が嬉しいですよ。
大体の会話がこういったことが溢れていますよね。
- そこのお皿取ってくれる?
- ドライヤーどこにあるの?
- xxみなかった?
- そこのxxちょっと貸して。
など。
大切な事なので、ここでもう一回言っておきますね。
”単語の発音が不明な時にはしっかり調べる。”
”ホームステイならばホストファミリーに、一人の場合には辞書で発音記号を調べて、できるだけちゃんとゆっくりと大げさに発音に注意しながら声を出して言うことが大切。”
すると、発音もわかるし、自分で発した音を耳で同時に認識するのですごく覚えやすいです。
だからオフィスに英語がめちゃくちゃ初心者の留学生さんやワーホリさんが相談に来た時には、”触れるものをはじから言えるようになってごらん!”ってアドバイスしています。
私が実際にやって一番良かった方法です。 ぜひ試してみてください。
良くわからないという人は、いつでも相談してください♪→ 「ちびかなだ留学無料相談」
少し慣れてきたときの練習方法
毎日の行動や考えることを文章で英語で同じように言えるように意識的に口に出してみることです。
たとえば、朝洗面所で髪をブラシでとかしているとしたら、
”I am brushing my hair by a brush.”
という具合に。
あれ?”Brush”と ”Brush”?
そう、ここでBrushが名詞と動詞で同じという発見ができますよね。
実際に口に出してみると、普段スルーしそうなことも、「あれ?」ってなって再確認したり調べたりして、あれ?って思った分だけちゃんと自分の知識として身についていくのです。
あとは、「今日は何しようかな?」とか「あ、xxちゃんに電話しなきゃ!」とか心に浮かんできた言葉を英語に置き換えてみたりしながら少しづつ英語脳を作っていってください。
そして、まず自分が興味のある分野から覚えてみてください。
例えば、私は料理をするのが好きだったので、英語で書かれた料理本で英語のレシピを見ながら料理しました。
ちゃんと理解できていないと、ちゃんとした料理にならないというのもよかったのかもしれません。
”室温でバターを溶かす” そう、ここで初めて学んだのが ”Lukewarm” →”室温で”。 なーるほど!
その他にも、SnipとCutやChopの違いなど、結構実践的に役立ち、すぐに頭に残り吸収されて自分の英語になりました。こんな実践中に出てくる言葉はあっという間に覚えます。
英語というだけでも、最初は抵抗があったり、心の壁が出来たりするので、最初は自分が興味あるものの分野から始めると英語に対する免疫力もついて馴染みやすいかなと思います。
ボキャブラリーを効率的に学ぶには自分のレベルに合った導入を見つけること
自分の興味は人と違うし、英語のレベルも人それぞれ。
効率的に飽きることなく英単語(ボキャブラリー)を覚えるコツは、まずは”自分のレベルに合い、興味ある分野から始めてみる”というのが、簡単で無責任に聞こえるかもしれませんが、一番大切な事だと声を大にして言いたいです。
好きな分野はすでに知識も多く頭に入っているために、想像力を掻き立てて、”なーんとなくこんな感じかな?”ってなりやすい。当たっていると嬉しくなります。その喜びが自信になり、もっと新しいものが吸収できる吸収力が芽生えてくるのです。
でも、もし「そんな興味のある分野なんて、なんだかわからない!」
と思ったとしたら、
まずは自分の体の部位を言えるようになったり、自分のいろいろな気持ち(Adjectives=形容詞)や毎日のあいさつから始めるのもいいと思います。
だって、”How are you?(元気?)”って毎日何人の人に何回聞かれるかわからないほど聞かれる事だからね。
毎回 ”I am fine. Thank you.(元気ですありがとう。)”じゃ、つまらない。会話もそこでほぼ終了。
だったら、相手とできるだけ会話できるようにいろいろと試してみるといいと思う。
たとえば・・・
- “I am okay. Yourself?” (まあまあよ。あなたは?)
- ”So far so good.” (今のところいいわ)
- ”Never been better.”(最高だよ)
- ”I am not good.”(あまり良くない・・)
など、挨拶だけでも沢山のパターンがあるのですから、使わなきゃもったいない。
そして、もしあなたがホームステイという素晴らしい英語環境にいるのであれば、ステイ先で嫌いなものが出た時に、我慢するのではなく、スマートな答え方ができるとかっこいい。
ホームステイ先でご飯が出た時、初心者(ビギナー)は「I like it.」か、「I don’t like it.」の白か黒という答えになりがち。
「How do you like it? (どう?おいしい?)」って聞かれたら、”I don’t like it.(好きじゃないです)”って答えたら、日本人目線ではなんだかキツイ言い方になってしまう感じがして言いにくい。
そんな時、「It is not my cup of tea.」とか「I am not big fan of this taste.」(あまり好みの味ではないです)なんて言えたら、言う方も気持ちがいいし、言われた方もそこまでキツく感じなくてスマートですよね。
そういったような、グレーな言い回しから覚えるのもUsefulで便利かと思います。
そんな日常のことから覚えて、どんどん使っていってみてください。
知らないうちに口から自然に英語がこぼれるようになってくると思います。
そして、気が付くとそこに自分の意志や感情が言葉にきちんと乗っかって重さや温度も加わって自分の生きた言葉となって相手に届いていると思います。
まずは自分のペースで初めて見てはいかがですか?
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