カナダ・バンクーバーと日本の “猫カフェ” の違い
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カナダ・バンクーバーにも猫カフェがあるのを知ってますか?
実は、インターナショナルビレッジに少し前から猫カフェがありますが、ここ最近はブロードウェイに新しくできた猫カフェがあります。
名前は ”CATORO”
え?キャトロ??
このカフェ、日本の人気アニメのジブリシリーズ ”となりのトトロ” と猫(CAT)をかけたもの。
通常は平均40匹くらいの猫がいるとスタッフの方がおっしゃっていました。
”Catoro Cafe” ネコカフェに行ってきました!
日本で猫カフェに行ったことは実はないので、違いは分からないのですが・・・。
私の勝手なイメージでは、お茶をしながら猫ちゃんと戯れられたり、なでなで出来たりと
『猫好きがまったり猫ちゃんたちと戯れられるカフェ』
そ想像していました。
が・・・。
カナダでは、”お茶を飲むカフェの場所” と ”猫ちゃんに触れる” 場所が別の部屋。
衛生面の問題らしいです。
(なんだかイメージと違うな・・・。)
カウンターのメニューがあり、メニューに並ぶカフェらしいコーヒーやモカなど。ふぅ~んって見ながら隣を見ると、「あれ?」「なんだこれ?」
猫の部屋に入れる訪問時間によって料金がつけられていました。
- In the neighborhood (15min) — $6
- Cat curious (30min) — $8
- Cat Lover (50min) — $12
- Cat Crazy (65min) — $14
で、お茶できるスペースは名前を呼ばれて自分の番になるまでの間の待合場所で飲むらしい。
私は最初だったので、とりあえずお試しの15分を購入しました。
その後、説明を受けてから部屋に入ります。
<猫の部屋のルール>
- 自分の靴を部屋では脱いでスリッパに履き替える
- 入室、退出の際には手を消毒する
- バックパックなどカバンは部屋の外のロッカーに置いていく(鍵がない・・!)
- 猫ちゃんが餌を食べているときは触らない、邪魔をしない
- 猫ちゃんを抱きかかえてはいけない(座っているときに膝に乗ってくる場合は可能)
- 猫ちゃんが眠っていたら触らない、起こさない
- 猫の部屋から出たら、カフェエリアには戻れない(すぐに出口から外に出るような流れ)
などなど・・。
しっかり猫ちゃんを守っていてすごいシステムなんだな~って思って入室。
ちゃんと、ルールを守りましたよw
結果・・消化不良。(苦笑)
チーーーーン・・・。
殆どの猫ちゃんが寝たりご飯を食べていたから。
スタッフがしっかりウロウロしているし、触ったらいけないとオリエンテーションで聞かされていたので、ただただ寝ている子をガン見したり、起きている子をちょこちょこと触ってなでなでしたりするくらいしか出来なかったんです。
ここで少し私が思う事。
世の中、いろいろな人がいるからこのようなルールってとっても大切。ネコちゃんたちが安全で安心できる環境を守る大切なルール。
そうなんですが、真剣に ”ペットの里親になりたいっ!” と猫ちゃんを探したいと思っている側の立場からすると・・抱っこが出来ないのはやっぱり複雑。。。
ネコちゃんとの相性や、そのこと性格も知った上でしっかりとお迎えしたいからね。
そういう視点からもう少し改善されて素晴らしいアイデアが生まれるといいなーって思います。
”素敵な出会い”
このカフェで素敵な出会いがありました。
名前は”Stevie(スティービー)”
そうそう、アメリカの有名な歌手 ”Stevie Wonder (スティーヴィー・ワンダー)” の ”Stevie” です。
Stevie Wonderは、生まれながらにして目が見えなくなり未熟児網膜症になり、目が見えないという視覚障害を持ちながらにして、天性の音楽的素養がある素晴らしいミュージシャンとして世界に知られています。
私が出会ったオレンジタビー(Orange Tabby Cat)のStevieも目が見えないのです。
出会った最初は気が付かなかった。”目が見えていない事に・・。”
どの子猫ちゃんよりもはしゃいで丸めた紙を負い変えて、床にダイブしたり、ジャンプしたりで、以上に元気はつらつな子だったから、私も遊んであげようと思って丸められた紙を投げようとして彼の顔を見た時、
(あれ?? 目が開いてない..。)
疲れて目を閉じて寝てるのかなと思った時、スタッフが教えてくれました。
「この子は目が見えないの」
(・・・・・・・・。)
「お兄ちゃんのWonder(ワンダー)も見えない盲目の兄弟なのよ」 って。
「音にはすごく敏感だから、少し音を最初に立ててあげてから遊んであげてね。この子はこの遊びが大好きなのよ」
そっか・・。
(この元気な明るい子は歌手と同じで本物の ”Stevie(スティービー)”なんだ!)
Stevie Wonder (スティーヴィー・ワンダー)と同じで、”自分の人生を一生懸命に楽しもうとしている” そう感じて、心が熱くなりました。
なんか言葉にはできないのですが、”ありがとう”って強い気持ちが広がりました。
(この子を本気で家に連れて帰れたら・・・。)
が・・、皆さんもご存知のように、タイガー(愛猫)がいるから無理でしたが・・。(残念)
カナダの猫カフェのスタイル
日本スタイルは、『猫好きがまったり猫ちゃんたちと戯れられるカフェ』がイメージとお話ししましたが、カナダの猫カフェはCatoroだけでなく、バンクーバーチャイナタウン近くのインターナショナルビレッジ内にある”Catfe” (Cat+Cafe)も同じように、日本とはシステムと考え方が異なります。
カナダの猫カフェはというと・・。
”カナダの猫カフェは里親探しが目的” になっているスタイル。
(え?どういうこと??)
BabyのKitty(子猫)から結構な大人までいろいろな年齢の猫ちゃんたち。
事情は様々で、保護された子たちや、大量に生まれて育てられないと連れてこられてきた子たち。
Adaption(養子)に出される前にちゃんと準備されて、健康管理や精神面もしっかりケアされています。
”もう大丈夫!”
って準備が出来てから皆のもとに来るので安心♪
里親になりたい人達は、お気に入りの子が見つかったら、申請用紙をもらって記入します。
これがすっごく大変!(私は経験者ですw)
ものすごい質問の数!!!
それはそうですよね、貰っていかれて、”やっぱり違った・・・” ってなって捨てられちゃったり、可愛がられなかったらそれはそれはもっと不幸になってしまうから。
私も申請したことがあって、質問にすべて答えるのに丸2日?3日?くらいかかりました。
こんな質問です。↓
例えば・・。
- 今飼っている猫はいるか?その子の性格は?
- もし自分が出かけるときは誰が面倒を見るのか?その人の情報を記入。
- 毎日のスケジュールは?仕事をしている場合には何時に家を出て何時に帰って来るのか?
- 一日何時間くらい遊んであげるか?
- 今いる猫の行動に関する質問が50以上・・。行動パターンや習慣など。
- 他の猫と上手くやっていけるのか・・。関係も多かった
- などなど・・
こんな調子で200位の質問事項があったかと思います。
命を預かるわけですから、責任もって里親になる覚悟ということで納得。
そして審査がされて、合格が出たらお金を支払って(養子手続き料やワクチン代)お家に迎える事が出来るシステム。
私の場合、メールにてすべての書類と質問の答えを提出してすぐに、
”興味を持っていただいてありがとう!また連絡しますね~。”って感じの返事が来て
それっきり・・・・・。
「こちからその場合には連絡しますね。」
それから時が経ちましたが、
結局、(うちの息子 ”タイガー” の日々の行動とオレ様な性格が理由なのか・・・w)
”里親いいですよ~!” って 我が家に連絡は来ることはありませんでした(笑)
いつかタイガーも他の猫ちゃんを受け入れてくれるようになるのかな・・?
動物(ペット)を飼いたくなったら・・。
昔はカナダにもペットショップがありました。
ショッピングモールにもペット屋さんがあったり、店舗の外から可愛く遊ぶ子猫ちゃんや子犬、ウサギはハムスターなど様々なペットが見れるようになっていて、動物愛好家の方達、Animal Lover達が時間があれば遊びに行くことが可能でした。
しかし、ここ近年はめっきりペットショップを見かけない。
先ほどお話ししたように、もう一匹猫か、大きなワンちゃんが欲しと思っていた私は色々と探して
気が付いたこと。
”ペットショップが無い。。。”
”どこにもない・・。”
そう、気が付いたら存在していませんでした。カナダから消滅していたのです。
街で見かけるペットショップには餌や、首輪などのアクセサリーが中心。
飼い主に連れられたワンチャンがウロウロしているくらいです。
でも、大きな店舗には ”Adoption(養子)” のコーナーがあります。
つまり、動物をお店で商品のように ”売っていない” のです。
今では、お金で動物を店舗を構えて売るという事が無くなり、ほぼAdoputionになっています。
<Adoptionが可能な施設>
- 大きなペットショップ
- BCSPCA
- Cat Cafe
- 個人から譲り受ける
もし、特定の種類の猫ちゃんやワンチャンが欲しいと思ったら、個人で広告を出している方から購入するという方法が今はカナダのペット事情となっています。
最近ではチップを埋めなきゃいけなくなるルールとかもいろいろあったり、反面保護するものもあったりですが、様々なルールを目にするたびに ”動物を守る目的” なのか、”動物を人間が単に管理したいだけ” なのか・・わかりかねるものも沢山です。
ん~・・難しい。
バンクーバーに最近できた2つ目の猫カフェCatoro
先日お邪魔した猫カフェです。
カナダに留学したり、ワーホリや海外赴任などで日本にいる愛するペットと会えない人や、動物に癒されたいなーと思っている人はチャンスがあったら遊びに行ってみてもいいかもです。
(ネコカフェ場所):Catoro Cafe
(住所):666 East Broadway, Vancouver, BC, Canada
(お店の名前の由来):日本の人気アニメ”となりのトトロ”に影響を受けて CAT と TOTORO を組み合わせたという事です。このお店のオーナーたちは、日本や韓国のCat Cafe(猫カフェ)を訪問してとても気に入ったという話です。オンラインでも行きたい時間を予約できるそうなので、待つのが嫌な人はオンラインで予約するといいと思います。
このCatoroは近年できた猫カフェですが、
じつは、2015年に既に最初の猫カフェができたんです。
もちろん、そこもチェック済みですよ(笑)
初代の猫カフェ(カナダ初の猫カフェ1号店)続いてご紹介するので、ネコ好きの方はぜひこちらも行ってみてくださいね♪↓
バンクーバーの最初の猫カフェCatfe
2015年にダウンタウンのチャイナタウン寄りにあるTinseltown Mall(2階)にオープンしたカナダで初めてできた最初の猫カフェがここです。カナダ猫カフェの1号店がここです。
オープン以来、既に700匹の猫ちゃんたちのお家(里親)が見つかっているのもここ。
オンラインで今いる猫ちゃんをチェックできるます。季節に寄っている猫ちゃんの数も変わるので、オンラインで見てから行くのもお勧めですよ♪
(ネコカフェ場所):Catfe
(住所):UNIT #2035 – SECOND FLOOR, INTERNATIONAL VILLAGE MALL, 88 W Pender St, Vancouver, BC V6B 6N9
(カフェの特徴):Cat to Cafeを掛け合わせた名前の猫カフェ。入り口は二カ所に分かれていて、最初に左側の受付でチェックインを済ませて時間になれば入室が可能。ショップ側では、ネコの雑貨屋なども売っているので、何か好きなものがあるかも!?
こちらもオンラインの予約が可能なので、待ちたくない人は最初に予約するといいと思います。
以上、私のカナダバンクーバーで見つけた最近の猫カフェと、カナダのペット事情でした。
オフィスに私の愛猫タイガーをまた連れてこようかな~。
私が愛する猫タイガーはこんなライオンみたいな可愛い猫です(笑)↓
猫に会いたくなったら会いに来てくださいねw
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「カナダ西海岸で必ず行っておきたい絶景 “Joeffry Lake”」
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